記憶にございません!三谷監督が永田町を舞台に政治をコメディに

邦画

三谷幸喜監督が4年ぶりにメガホンを取った、【記憶にございません!】永田町を舞台に、総理大臣を主人公にした政治コメディ映画になっています。テンポよく進み、最後まで入り込んで楽しめます。政治家のダメダメ描写は、ずいぶんと誇張されていますが、本当に、似た様な現政治家がいるのではと、思わせる描き方は、さすがに三谷監督です。出演者も豪華ですね。難しいことを考えず、楽しんで鑑賞すればいいのではないのでしょうか。

映画『記憶にございません!』予告

あらすじ

病院のベッドで目が覚めた男。自分が誰だか、ここがどこだか分からない。
一切の記憶がない。
こっそり病院を抜け出し、ふと見たテレビのニュースに自分が映っていた。
演説中に投石を受け、病院に運ばれている首相。
そう、なんと、自分はこの国の最高権力者だったのだ。
そして石を投げつけられるほどに……すさまじく国民に嫌われている!!!

部下らしき男が迎えにきて、官邸に連れて行かれる。
「あなたは、第百二十七代内閣総理大臣。
国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれています。
総理の記憶喪失はトップシークレット、我々だけの秘密です」
真実を知るのは、秘書官3名のみ。

進めようとしていた政策はもちろん、大臣の顔と名前、国会議事堂の本会議場の場所、
自分の息子の名前すら分からない総理。
記憶にない件でタブロイド紙のフリーライターにゆすられ、
記憶にない愛人にホテルで迫られる。
どうやら妻も不倫をしているようだし、息子は非行に走っている気配。
そしてよりによってこんな時に、米国大統領が来訪!

他国首脳、政界のライバル、官邸スタッフ、マスコミ、家族、国民を巻き込んで、
記憶を失った男が、捨て身で自らの夢と理想を取り戻す!
果たしてその先に待っていたものとは……!?(HPより抜粋)

感想・見どころ

今作も脚本・監督の2役ですが、いつものように三谷ワールド全開で、まったくぶれない脚本力でとことん笑いを追求しています。随所ににくい演出が散りばめられていた。

アメリカ大統領が木村佳乃とか、日本語喋っちゃうとか、政治家同士の会話「アレはアレでアレしといてくれ」とか「誰が総理になっても同じ」とか政治への揶揄もたっぷりで、随所にそんなことあるわけないと思うのですが、深く考えず受け流しましょう。娯楽映画なのです。

考えさせられる映画ではないので、最後は何事もなかったかのようにスッキリと映画館を出で行ける。

キャスト

  • 黒田啓介(中井貴一)・・・記憶喪失の総理大臣
  • 番場のぞみ(小池栄子)・・・熱い首相秘書官
  • 鶴丸大悟(草刈正雄)・・・邪悪な官房長官
  • 古郡祐(佐藤浩市)・・・謎のフリーライター
  • 井坂(ディーン・フジオカ)・・・怪しい首相秘書官
  • 黒田聡子(石田ゆり子)・・・訳ありの総理夫人
  • 寿賀さん(斉藤由貴)・・・マイペースな官邸料理人
  • 山西あかね(吉田羊)・・・白いスーツの野党第二党党首
  • スーザン・セントジェームス・ナリカワ(木村佳乃)・・・アメリカ初の日系女性大統領

三谷幸喜映画作品

  • ラヂオの時間(1997年、原作と脚本と監督)
  • みんなのいえ(2001年、脚本と監督)
  • THE 有頂天ホテル(2006年、脚本と監督)
  • ザ・マジックアワー(2008年、脚本と監督)
  • ステキな金縛り(2011年、脚本と監督)
  • 清須会議(2013年、原作と脚本と監督)
  • ギャラクシー街道(2015年、脚本と監督)
  • 記憶にございません! (2019年、脚本と監督)

作風

作品は基本的に喜劇であり、これまで世になかった新しいコンセプトの作品作りを得意とする。徹底的に理詰めでストーリーを作る一方、魅力的な人物描写も他の作家の追随を許さない。傾向としてウィットやユーモアに富んだ演出によるハートウォーミングな人間賛歌が多く、露骨な社会風刺やグロテスクな描写、きわどいセリフなどは少ない。「集団が力を合わせて困難を乗り越える」、「切羽詰まった事情により、本来の自分とは違う何者かを演じる」という枠組みを持った物語が多い。                               (Wikipediaより抜粋)

まとめ

映画のストーリーとしては、まぁ、こんなことはないと思いますが、テンポよく進んでいくので面白いと思います。主役の中井貴一の演技が素晴らしいですが、豪華な顔ぶれの共演者もいい味だしており、見所の1つですね。爆笑するということはありませんでしたが、くすくすっと笑える作品。

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