インフルエンザに抗インフル薬治療は必要ないってほんと?

毎年、冬になると大流行するインフルエンザ。

最近は夏にも学級閉鎖になるほど流行る地域もあるので、一年中いつかかってもおかしくない疾患となってしまいました。

かかったら、高熱と節々の痛み、悪寒、咳、鼻水などの症状があらわれて、中には肺炎や脳症など、重篤になる場合があるので、できればかかりたくない疾患ですよね。

そんなインフルエンザですが、医師の中には、抗インフルエンザ薬(特効薬)は必要ない。

自分がインフルエンザになっても、抗インフルエンザ薬は飲まないと、言う医師がけっこういるのだそうです。

しかも、世界標準の治療指針でも65歳以上の高齢者や、持病などのリスクのない人の場合は、重症と診断されなければ、治療の必要はないと、定義されているのだそうです。

これを聞いて、え?そうなの?と驚かれた人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、治療の必要が無い理由や、なぜ医師自身が抗インフルエンザ薬を飲みたくないのか、治療が必要な場合は?

感染予防にできることは?

などを考えていきたいと思います。

インフルエンザ治療は必要ない

なぜ、抗インフルエンザ薬は必要ないのでしょうか?

インフルエンザというのは、ウイルスによる疾患で、言ってみれば通常の風邪と同じような経過をたどる病気になります。

なので、通常の体力がある人の場合なら、消化の良い食事と睡眠で自然と治るもの。

抗インフル薬を飲んでも、治るのが1日ほど早くなるだけなのだそうです。

元々、ウイルスに感染するとなぜ熱というものが高くなるかというと、体の中でウイルスを殺そうとして戦っているから。

家で静かに寝ていると、自然と治癒するとのことです。

抗インフルエンザ薬を医師は飲まない

医師は自分がインフルエンザに罹っても、抗インフルエンザ薬を飲まないという人が多いようです。

その理由は、
抗インフルエンザ薬のゾフルーザはまだ新しく出てきたばかりだから、副作用に関しても未知の部分がある。

タミフルに関しても、関係性は定かではないけれども、異常行動などの例もあるから、少しでもリスクがあるのならば、飲むべきではないと、考えているそうです。

寝ていれば自然に治るのに、わざわざ多少でもリスクがある薬を体に入れる必要はないということですね。

治療するべき人とは?

では、インフルエンザに罹ったときに治療をした方がいいのは、どういった人なのでしょうか?

・65歳以上の人や、妊婦、または出産後2週間以内の人
・喘息や心臓病、血管の病気がある人
・がんに罹患して治療中の人
・腎臓病、肝臓病の人
・血液疾患・代謝性疾患の人
・免疫性疾患の人
・免疫抑制剤を服用している人
・HIVに罹患している人

などが挙げられます。

つまり、インフルエンザが普通の風邪と少し違うのは、罹患すると、重篤化してしまう、ハイリスクの患者も中にはいる、ということです。

上に書いたような人は、インフルエンザに罹った可能性があれば
すぐに医者にかかるようにしましょう。

インフルエンザ検査は必要か?

重症化する可能性があるハイリスクの患者でない場合、薬での治療が必要ないのならば、インフルエンザの検査も必要ないのでしょうか?

高熱が出て、横になりたいくらいしんどいのに、病院に行って長い時間診察を待つのも辛いですよね。

実はインフルエンザの検査も絶対的に信頼はできないようです。

というのも、インフルではないという結果が出た人の3~4人に一人は、実はインフルだったというくらい、不安定な検査なのだとか。

なので、とにかく38度近い熱が出たら、学校や職場を休むことにする、これを守ることを
医師は推奨しています。

これを徹底すると、インフルエンザの人であっても感染力の強い発熱時には、家にいることになるので、人にうつす確率も下がります。

そして、解熱して会社や学校に行く場合も、咳が出る期間はしっかりマスクをして、人にうつさない配慮を心がけましょう。

マスク

インフルエンザでも、風邪であっても、上記のことを徹底することで、感染予防は可能だとのこと。

なので、インフルエンザ検査にこだわる必要はない、ということになりますね。

感染予防にできること

インフルエンザにならないために、できることがあるならば、しっかり実践したいですよね。

100%感染を予防することはできないけれども、私たちがやるべきことは、アルコールで手や指を消毒することと、マスクでの咳エチケット、そして予防接種です。

アルコール消毒は、インフルエンザウイルスやヘルペスウイルスに効果を発揮するので、薬局などで購入して積極的に利用するといいようです。

そして、インフルエンザや風邪が流行っている時期には予防のためのマスク着用も良いようですよ。

インフルエンザの予防接種は、打っていてもなることがありますが、発症予防の効果は70~90%ほどあるようです。

ハイリスク患者はもとより、その家族も全員打った方がよさそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

インフルエンザに感染したとしても、必ずしも検査・治療が必要ではないことを解説しました。

それでも病院に行って検査・治療をしたいという人は、もちろん病院に行かれるといいと思います。

万が一の心配を解消するために、検査・治療をすることはなんら悪いことではないと思います。

そして、もし病院に行って、ハイリスク患者以外には薬を出さない、という方針の病院であったとしても、驚かないでくださいね。

やぶ医者なのではなくて、患者のことをよく考えたうえでの選択をした、丁寧なお医者さんなのかもしれません。

どうしても、治療薬が欲しい場合は、出してくれる病院であるかを確認してから診察を受けたほうがいいかもしれませんね。

 

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