3が日も終わり、年末年始の片付けが進まなかった人や、さらに仕事があった人など、初詣に行きそびれてしまったと思っている人は意外と多いのではないでしょうか?
そういえば初詣はいつまでなのでしょうか?また、玄関に出している正月の飾りはどうしたらいいのでしょうか?
そもそも正月飾りってどういう意味があるのでしょうか?
普段なんとなく通り過ぎてしまうお正月について今回はまとめてみました!
Contents
初詣の期間に決まりはない
初詣の期間に決まりはありません。ですが、一般的には3日までに行くことが良いとされているようです。間に合わない場合は、15日までとすると良いそうです。
なぜ15日であるかというと、「小正月」という正月に家にお越しになっていた歳神様(年神様)をお見送りする日とされているからだそうです。
地域にもよりますが一般的にこれを持って正月行事の終わりとされているようですね。
正月飾りの片付け
・正月飾りいつまで
それでは正月が終わったら飾りはどうしたらいいのでしょうか。
正月に飾った、門松・しめ縄・破魔矢・鏡餅などについてですが、まず鏡餅は「鏡開きの日」に開けて食べてしまいましょう。
こちらも地域によって異なりますが、一般的には1月11日、関西の一部の地域などで1月20日とされています。
さて、一方で門松・しめ縄・破魔矢などですが、こちらは「松の内の期間」が過ぎたら処分しましょう。松の内の期間も地域によって異なり、一般的には1月7日まで、関西の一部の地域などは1月15日までです。
・どうやって処分するの?
はじめに鏡餅についてですが、前述の通りおいしくいただきましょう!
神様にお供えした鏡餅を食べることによって無病息災につながると言われています。さらに鏡餅を開くことは、「新しい年の始まり」を意味しているのだそうです。
門松・しめ縄・破魔矢などは「どんど焼き」にて焼いてもらいましょう。どんど焼きは小正月の1月15日に開催されることが多いのでチェックしてみてください。
また、どんど焼きを行っていなくても多くの神社は引き取ってお焚き上げしてくれるので相談してみてくださいね。
さらに、自分でごみの日に出して処分することもできます。絶対神社に持っていかなければならないということはないので、ご自身の都合にあった処理方法を選んでください!
そういえばお正月って結局・・・
ここまで正月がいつまでか、飾りの処理方法は何か、といったことをお話ししてきましたが、そういえばお正月ってそもそもどんな行事なのでしょうか?
また、なんとなく正月飾りを出していたけれど、門松の意味も知らない・・・そんな人は以下を読んでみてください!
・お正月とは
「年神様(としがみさま)」という新年の神様が、1年の幸福をもたらすため元旦に、各家庭に訪れるといわれています。
年神様は「正月様」「歳徳神(としとくじん)」とも呼ばれ、祖霊神であり、田の神、山の神でもあるため、子孫繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に健康や幸福を授けるとされています。
そのため、お供えには山のもの、田のもの、といったものを供えるのが一般的です。
つまり大掃除するのも神様を迎えるための準備の1つなのです。
・正月飾りの意味
門松は年神様が迷わず家に来るための道しるべだそうです。
門松を飾っておく期間は年神様がいらっしゃる期間となります、そしてこれを「松の内」いうのです。
松の内は一般的には1月7日までが松の内と言われる期間ですが、そのほか10日、15日までとしている地域もあるようです。
・初詣とは
初詣は旧年の感謝を捧げるとともに、新年が良い年になるように願掛けを社寺の神様に行うための行事のことを言います。
つまり、1年間のお礼を述べて次の年の祈願をするのです。
意外とお礼することを忘れている人は多いのではないでしょうか?
願いっぱなしではなくきちんとお礼参りも忘れないようにしましょう。
まとめ
3が日も終わり、年末年始の片付けが進まなかった人や、さらに仕事があった人など、初詣に行きそびれてしまった人も初詣の期間に決まりはありませんので、自分のタイミングでお参りに行きましょう。
一般的には3日までに行くことが良いとされているようですが、間に合わない場合は、「小正月」という正月に家にお越しになっていた歳神様(年神様)をお見送りする日とされている、15日までとすると良いそうです。
また、正月の飾りは「松の内の期間」という1月15日が過ぎたら処分しましょう。処分の方法は「どんど焼き」にてお焚き上げしてもらいましょう。
難しい場合は家庭ゴミとして処分するか、神社にて引き取ってもらいましょう。
お正月は神様にお礼と1年の祈願をする機会です。
その意味を理解するともっと楽しめると思いますので、この機会にいろいろとお正月の由来などについても調べてみてくださいね!
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