リカちゃんといえば、女の子なら子供のころ必ず遊んだであろう、国民的な着せ替え人形です。
今から53年前に誕生しました。
そんなリカちゃん人形に大人の女性がどっぷりハマっているんです。
洋服1枚2000円~3000円と、決して安い値段ではないのに、何枚も大人買いしていく女性が
多いのだとか。
2015年には、リカちゃんの大人向けブランド「LiccA」が展開され、新商品として、「スタイリッシュドールコレクション」という大人向けリカちゃんが販売されています。
初回生産の1000体は3日で完売という人気ぶりです。

https://time-space.kddi.com/digicul-column/digicul-joho/20161104/
大人向けリカちゃんは細身にできていて、服を綺麗に着こなすことができ、ヒールを履いて
立つことができるんです。
Instagramでも、大人向けのリカちゃんを使ってファッショナブルなコーディネイトをアップしている人がたくさんいらっしゃいます。




https://time-space.kddi.com/digicul-column/digicul-joho/20161104/
今回の記事では、大人がハマるリカちゃんを楽しめるスポットや、リカちゃんの衣装を専門にしているデザイナーである広瀬和哉さんについて掘り下げてみたいと思います。
大人も楽しめるリカちゃんキャッスル
リカちゃん人形を大いに楽しめる場所を紹介しますね。
福島のリカちゃんキャッスル
福島県にリカちゃんキャッスルといって、リカちゃん人形の生産も行っている博物館のような場所があるのをご存知ですか?
リカちゃんが大好きなお子さんを連れた家族連れで、休日はたいへん賑わっています。
そのリカちゃんキャッスル、大人女子にも人気なんですよ。




https://www.tif.ne.jp/jp/spot/spot_disp.php?id=4875
初代からのリカちゃん人形や、昔自分たちが遊んだようなグッズが展示されていて、お友達と着せ替え遊びをした時のことを懐かしく思い出すことができます。
トイザらスなどで販売されているリカちゃんは「made in China」なんですが、福島のこちらで販売されているものはすべて「made in Japan」
やはり作りが丁寧なので、大人女子の多くは日本製を求めてこちらに来られるようです。
2階には「お人形教室」があり、自分の好きな髪の色やヘアスタイルのリカちゃんを選んで、たくさんのドレスや小物の中から、自由にコーディネイトができ、それを購入することができるんです。
量産型ではないタイプのお人形を選ぶと、この世に一体しかないリカちゃんを作ることができます。




https://saitoumikako.com/kisekaeya/blog/event_k/castle/liccacastle04.html
当然、お子さんが多いんですけど、大人女子もいらっしゃいますよ。
お友達と来られて、ワイワイ言いながらこの世に一体しかないリカちゃんを作られています。
リカちゃんキャッスルでは、工場見学もできるので、リカちゃんが作られている様子を見ることができるんです。




https://liccacastle.co.jp/castle/factory
大人になって見るからこそ、「ほほーう、凄いな」って思えるんですよ。
日本製のリカちゃんが、一体ずつ表情が違うのは、プリントで印刷されているのではなくて、手作業で彩色されているからなんです。
髪も、一体一体特別なミシンで縫い付けられています。
そうやって丁寧に作られたリカちゃんは、やはり大人が鑑賞して楽しむものなのではないでしょうか?
<住所>福島県田村郡小野町小野新町中通51-3
東京にもあるリカちゃんキャッスル
でも、福島県までは遠くて行けないなぁという人には、「リカちゃんキャッスルちいさなおみせ」が東京日本橋にあります。
こちらは大人のためのドールショップとして、2014年8月にオープンしました。




https://www.enjoytokyo.jp/shopping/spot/l_00052224/
このお店にしかないオリジナルのドレスや小物があるので、日本橋バージョンのオリジナルコーディネイトができます。
店内にはリカちゃんやそのお友達たちの人形でいっぱい。
洋服だけでなく、着物などもあり、小物としては髪飾りや眼鏡なんかもあるので、大人ならではの着せ替えが楽しめます。




http://nijiyume.jugem.jp/?eid=4200
こちらでも日本製のリカちゃんが販売されています。
中国製のものよりも値段は高めですが、お顔なども丁寧に作られています。
<住所>東京都中央区日本橋小網町18‐10 J SQUAREビルB1
<営業日時>火曜~日曜 12時~19時まで(年末年始を除く)
東京も遠いのよ、という方には、リカちゃんキャッスルの全国出張イベントがあります。
全国の百貨店や丸井などのデパートで、お人形教室、ドール展示、なりきり写真撮影コーナーなどが開催されます。
出張イベントカレンダーはリカちゃんキャッスルHPで見ることができますよ。
リカちゃんのカリスマ衣装デザイナーは広瀬和哉さん
リカちゃんの繊細で可愛らしい形をした、あの小さな衣装をデザインされているのが広瀬和哉さんです。リカちゃんファンの方たちの間では、よく知られた男性です。
デザインセンスが抜群で繊細なテクニックを持っていらっしゃいます。




https://twitter.com/hashtag/%E5%BA%83%E7%80%AC%E5%92%8C%E5%93%89
広瀬さんはリカちゃんが好きすぎて、「好き」を仕事にされた人です。
小さい頃からお姉さんとリカちゃんで遊んでいた広瀬さんを見たお母さんが、「そんなに好きなら何か作ってみたら?」と言ったことがきっかけで、小学生のころからリカちゃんの洋服を作っていたそうです。
中学生や高校生にになっても洋服づくりを止めなかったとのこと。
よっぽど好きなんですね。
そんな熱中できるものに出会えたなんて、羨ましいと感じます。
高校を卒業した後は、文化服装学院で服装作りを学んだそうです。
現在33歳のイケメンさんです。
自宅には100体以上のリカちゃん人形があるそうなので、真のマニアであることが分かりますね。
広瀬さんがリカちゃんの衣装の細部にまでこだわりを求めるので、工場からは大変だと言われることもあるのだそうです。
真剣にリカちゃんに向き合っている姿はカッコよさを感じます。
周囲の人に認めてもらうのが大変だったこともあったでしょうに、今こうして好きな仕事を
していらっしゃる、広瀬さんは輝いて見えます。
広瀬さんは2015年に、リカちゃんコレクターとして「マツコの知らない世界」にも出演されています。




https://okmusic.jp/news/99168
最初は引き気味だったマツコさんも最後にはリカちゃんで遊びたがっていらっしゃいましたよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
リカちゃんは子供だけでなく、大人の女性にも高い人気があるんですよ。
子供のころには、なかなか買ってもらえなかった、リカちゃんグッズを、大人になった今、自分のお金でコレクションしているという方もいらっしゃると思います。
リカちゃんのファッションは今の流行りに乗っていて、着せ替えを心から楽しめるのだそうです。
器用な人では自分で作っているという人もいらっしゃいます。
大人になっても熱中できるリカちゃん人形って凄いおもちゃなんだなぁと心底感心しました。
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