小出恵介さんがニューヨークで2年ぶりに芸能活動に復帰するそうです。
その舞台というのが、お笑いコンビの「キングコング」の西野亮廣さんが書いた絵本「えんとつ町のプペル」のミュージカルです。

https://r25.jp/article/581356883170827173
小出さんは、主役のゴミ人間・プぺルの役を演じられます。
全編英語で出演されるとのこと、凄いことですね。
「えんとつ町のプペル」は英語で訳すと、「プペル・オブ・チムニー・タウン」となり、これがミュージカルの正式なタイトルだそうです。
子供も楽しめるような、易しい英語のミュージカルということですが、子供向けならばなおさら発音なども正しくなくてはいけない訳で、大変だろうと思います。
日本でも昨年、「えんとつ町のプペル」が舞台化されましたが、本場NYのミュージカルではどのように演出されるのでしょうね。
小出さん、頑張ってほしいと思います。




https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2017061600004_1
今回の記事では、復帰が決まった小出さんについて、掘り下げてみたいと思います。
西野亮廣さんが書いて、40万部以上を売り上げた絵本、「えんとつ町のプペル」も紹介しますので、ネタバレが困るという人は、その部分は読み飛ばしてくださいね。
小出恵介さんプロフィール
小出さんは1984年2月20日生まれの現在35歳でいらっしゃいます。
学歴は慶応義塾大学 文学部 人文社会学科卒業となっています。
芸能界に入るきっかけは、オーディション情報誌の「月刊De-View」という雑誌に写真が掲載されて、それを見た芸能事務所のアミューズに声をかけられて、そのまま所属が決まったそうです。
デビュー作品は2005年の映画「パッチギ!」です。
主人公の同級生役を演じました。




http://www.geinoinfo.com/2018/09/02/%E5%B0%8F%E5%87%BA%E6%81%B5%E4%BB%8B%E3%81%8C%E6%B8%A1%E7%B1%B3%EF%BC%81%E6%98%A0%E7%94%BB%E7%9B%A3%E7%9D%A3%E3%82%92%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99%EF%BC%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%81%AE%E8%8A%B8/
その後は「ごくせん」や「のだめカンタービレ」「ROOKIES」「ストロベリーナイト」などの話題作品に途切れることなく出演し、人気も急上昇となっていました。




http://www.officiallyjd.com/archives/624061/20170608_koidekeisuke_10/
しかし、2017年の6月に写真週刊誌「FRIDAY」で、17歳の女子高生と飲酒・不適切な関係を持ったと報じられます。
小出さん本人も、この報道を事実だと認めたことで、小出さんは芸能活動を無期限で休止となってしまいます。
所属事務所とも契約終了となりました。
少女が被害届を出さなかったので、刑事事件にはなりませんでしたが、書類送検となっています。
私はこの時まで小出恵介さんを真面目な人だと思っていたので、かなりショックを受けました。
小出恵介さんはニューコークで頑張った
小出さんは今回のミュージカルでの復帰についての取材に対して、代理人である弁護士さんを通じてコメントを出されています。
「誰も助けてくれないような所で、一から演技を学びたかった。自分のことを見つめなおしたかった。
ニューヨークというのは、世界中の強い意志を持った人たちが集結するところ。
エンターテインメントの本場ですから、自分に合っていると思いました。」
とおっしゃっています。
小出さんは、ニューヨークを再起の場所として選んだんですね。




https://matome.naver.jp/odai/2143451314460558801/2143460236265687103
2018年の10月には渡米をして、ニューヨークにアパートを借りたそうです。
でもそこからが大変だったようで、英語で会話しようにも、全く通じず、コーヒーやドーナツを買いたくても、買うこともできなかったのだそう。
そこで、語学学校の一番下のクラスに入って、一から英会話を勉強したそうです。
そして、去年の1月からは演劇を勉強する学校にも通い始めたのだそう。
そこで一生懸命演技の練習や歌のレッスンに励む姿を、ニューヨーク在住の日本人プロデューサーが見つけて、「プペル・オブ・チムニー・タウン」のオーディションを小出さんに勧めたそうです。
そして見事、主役に抜擢されたという流れです。
小出さんは「とてもやりがいを感じている。とにかく頑張らねば」とおっしゃっています。
「えんとつ町のプペル」のあらすじ(注意:ネタバレあり)
黒い煙が空を覆っている煙突だらけの街。
ゴミから生まれたゴミ人間のプぺルは皆に嫌われますが、唯一話しかけたのがルビッチです。
「僕の家の庭で体を洗いなよ」
「僕のお父さんは星を見たことがあるんだけど、嘘つき呼ばわりされて死んじゃった。
お父さんの写真が入ったペンダントを川に落しちゃった」とプぺルに話します。
そして毎日一緒に遊びます。
でも、ルビッチは臭いゴミ人間と遊んでいることで、学校で友達からいじめられてしまいます。
そしてルビッチはプぺルに「もう君とは遊ばない」と言ってしまいます。
ある日、ルビッチの家のベルが鳴るので見てみると、プぺルがそこに立っていました。
「ルビッチ、星を見に行こう」
プぺルに連れられて行くと、そこには数百の風船がついた船がありました。
「これで煙の上に行くよ」とプぺル。




https://ichi-up.net/2016/154
ゆっくりと船が上がっていって、煙を超えるとそこには何万個もの輝く星が。
「本当に星はあるんだ!お父さんは嘘つきじゃなかった」とルビッチ。
プぺルは言います。
「ルビッチの失くしたペンダントをどぶ川で毎日探していたんだ」
だから臭いにおいがしたのです。
「でも君のペンダントはここにあったよ」
ペンダントはプぺルの脳みそにあったのです。
「このペンダントがなくなったら僕は動かなくなる。幸せだったよ。ありがとうルビッチ。バイバイ」
とプぺルはルビッチにお父さんのペンダントを渡そうとします。
「だめだ!」ルビッチがプぺルの手を掴みます。
「僕といるとみんなにいじめられるかもしれないよ」
「かまわない。毎日会おうよプぺル。そうすればお父さんのペンダントも毎日見られる」
ゴミ人間からぽろぽろと嬉し涙がこぼれました。
「君と会えて本当に良かったよ」
「やめてよルビッチ。恥ずかしいじゃないか」
喜んだプぺルのしぐさは、死んだお父さんのしぐさと全く同じでした。
「プぺル、君の正体がわかったよ。会いに来てくれたんだねお父さん」 <END>
ゴミ人間のプペルは、ハロウィンに帰ってきたお父さんの魂だったんですね。
ちょっと切ないけれど、信じることは大事なことと思えるいい絵本です。
まとめ
この絵本の主人公、プペルを演じる小出恵介さん。
素敵な役どころですよね。
小出さんの演技はお墨付きですから、あとはミュージカルでどのように切ない主人公を演じるのかが気になります。
場所がニューヨークだけに、観に行けないのが残念です。
小出さんは、ロサンゼルスのエージェントと所属の契約を結んでいるとのことですから、拠点をニューヨークに置くようですね。
私は、小出さんの演技が好きなので、日本でもまた最高の演技を見せてほしいと望んでいる一人です。
日本でもぜひ、活動を再開してほしいと願っています。
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