ショートショートといえば星新一さんや江坂遊さんが有名ですよね!その江坂遊さんが認めた現代ショートショートの一人者が田丸雅智さんです。
小説が苦手な人でも田丸雅智さんのショートショートを読むとその世界観にハマってしまうこと間違いなし!
そんな田丸雅智さんについて色々調べて見ました。そして、気になる「ショートショート講座」についても調べてみました。
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基本なプロフィール

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/011nmdzx20xp.html
本名 田丸 雅智(たまる まさとも)
生年月日 1987年12月22日(32歳)
出身地 愛媛県松山市
職業 小説家・ショートショート作家
学歴 愛媛県立松山東高等学校→東京大学工学部→東京大学大学院工学系研究科卒
活動期間 2011年 –
作家さんって、文系のイメージが強いのですが、東大工学部出身、バリバリの理系というのにはビックリしました!
田丸さんのファンは芸能人にも多く、お笑い芸人のピース・又吉直樹さんや女優の中嶋朋子さんらが絶賛しているそうです!
ショートショートとは




http://chocolate-doughnuts.hatenablog.com/entry/2018/06/29/114824
ショートショートという言葉を初めて聞いた人もいると思います。
ショートショートとは、小説の中でも特に短い作品のことで、簡易的に「短くて不思議な」小説とされることもあります。
短編小説や掌編小説、ショートストーリーと区別しない場合もありますが、多くの場合は異なる独自のジャンルとされています。
定義は諸説あり、様々な作家・評論家らが論じているが、定まったものは存在しないそうです。
厚木淳さんは「日本の文庫本で1ページから数ページで収まる長さの」短編小説であり、「新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末」の三原則が盛り込まれたものと定義していて、近年では、田丸雅智さんが「アイデアがあり、それを活かした印象的な結末のある物語」としています。
ショートショートはアイデアの面白さを追求し、印象的な結末を持たせる作風が多く、そのジャンルは、SFやミステリー、ユーモア小説など様々あります。
デビューから現在まで




https://www.excite.co.jp/news/article/E1421635473174/
田丸雅智さんはいつデビューをして、どんな賞をとったのでしょうか。デビューから現在までを調べてみました。
2011年12月
『物語のルミナリエ』に「桜」という作品が掲載されデビュー。
2012年3月
江坂遊さんが選考委員の「樹立社ショートショートコンテスト」で「海酒」という作品が最優秀賞受賞に選ばれる。
2016年
その「海酒」がお笑い芸人・ピースの又吉直樹さん主演により短編映画化され、カンヌ国際映画祭など多数の映画祭で上映されました。
2018年
NHK1.5ch「宇宙ショートショート絵巻」が第21回文化庁メディア芸術祭「エンターテインメント部門」で審査委員会推薦作品を受賞。
2019年
「世にも奇妙な物語 ’19雨の特別編」で『夢巻』収録の「大根侍」がテレビドラマ化される。
2011年のデビューから、様々な賞を取ったり、作品が映画化、ドラマ化されたりと、田丸雅智さんの個性的な作品は色々な人から評価を受けています。
作品
ここで、田丸雅智さんの作品を見ていきたいと思います。




https://honsuki.jp/pickup/11055.html
- 夢巻
- 海色の壜
- 家族スクランブル
- ショートショート・マルシェ
- 日替わりオフィス
- ショートショート診療所(「ショートショートクリニック」へ改題)
- ショートショート千夜一夜
- E高生の奇妙な日常
- ショートショート列車
- インスタント・ジャーニー(「ふしぎの旅人」へ改題)
- ショートショート・BAR(「ショートショートBAR」へ改題)
- 芸能人ショートショート・コレクション
- 俳句でつくる小説工房
- ショートショート美術館
- おとぎカンパニー
- オバペディア
- マタタビ町は猫びより
- おとぎカンパニー 日本昔ばなし編
児童書
- 珍種ハンターウネリン先生
- じいちゃんの鉄工所
- ヘンな生き物研究所のビックリ結末。
- やがらす魔道具店と黒い結末
実用書
- たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座
- こども小説教室
- 増補新装版 たった40分で誰でも必ず小説が書ける 超ショートショート講座
編纂
- ショートショートの缶詰
- 未来製作所
寄稿・収録
- 「桜」 – 『異形コレクション48 物語のルミナリエ』井上雅彦/編
- 「グラス」 – 『ショートショートの花束 4』阿刀田高/編
- 「副業」,「蜻蛉玉」 – 『5分後に意外な結末 3 (白い恐怖)』
- 「ポケットのあいつ」,「釣り」 – 『5分後に意外な結末 4 (黒いユーモア)』
- 「試練」 – 『5分後に意外な結末 5 (黄色い悲喜劇)』
- 「ホーム列車」 – 『ジェイ・ノベル』→ 後に『年刊日本SF傑作選 折り紙衛星の伝説』
- 「E高生の奇妙な日常」 – 『短篇ベストコレクション2015』日本文藝家協会/編→ 後に『謎の放課後 学校の七不思議』大森望/編へ再録
- 「泥酒」 – 『SF宝石 : 2015』
題名から興味をそそられるような面白そうな作品がたくさんありますね!
さっそく本を買いたくなります。
田丸雅智さんは作品の執筆にとどまらず、様々な活動を行っています。
田丸雅智さんの執筆以外の活動も調べました!
ショートショートの書き方講座




http://kusunokidan.hatenablog.jp/entry/2016/04/03/225149
小学生からシニアまで幅広い層を対象に、様々な場所でショートショートの書き方講座を開催。
創作体験を通して更生につなげてほしいと、各地の少年院でも講座を開催したり、オンラインでの講座を開催したりしています。
延べ参加者は2万人以上になり、文学賞の受賞者や、プロの作家も多数輩出しています。
「田丸式メソッド」のワークシートは公式サイトにて無料公開されており、誰でも「田丸式メソッド」にチャレンジすることができます!
私自身も興味があったので、実際にワークシートを使って「田丸式メソッド」を実践!
小説を書いたことのない私や家族までもが、面白いお話を簡単に作ることができ、とても勉強になりました!
他にも「田丸式メソッド」を実践された方のブログが検索すると出てくるので、どんな感じだろうと、気になる方は検索してみて下さい。
この「田丸式メソッド」の講座の内容は、2020年度からの小学校4年生の国語教科書に採用されています。
小学生のほうが発想力も豊かなので面白い作品がどんどん出来そうな気がします。
令和のショートショート作家が生まれるかもしれませんね。
即興ライブ




http://kpro-web.com/ssss03.htm
- 「ショートショートの書き方講座」で使用している田丸式メソッドを用い、ゲストと一緒にその場で短い作品を書き上げる「即興ライブ」を開催。参加者はピース・又吉直樹、フルーツポンチ・村上健志、もえのあずきなど。
- 角田陽一郎プロデュースのもと、お笑い芸人をゲストに迎えた「ショートショート即興ショー」を開催。
芸人さんの「ショートショート即興ショー」少し言いにくいですが、芸人さんのセンスを活かしたイベントは面白そうですね!
機会があれば是非見てみたいですね!
審査員
- 自らが発起人となり、ショートショート大賞 を設立。田丸雅智さん本人が審査員長も務めています。
- 第15回 坊っちゃん文学賞で新設された「ショートショート部門」第16回よりショートショートに特化した賞にリニューアルし、その審査員長も務めている。
その他




https://www.goodreads.com/book/show/40663369
- ゲームブック「じゃれ本」を用い、遊びながら連作でショートショートを書く講座を実施している。
- 2017年より、400字を上限にしたショートショートの投稿プラットフォーム「ショートショートガーデン」を立ち上げ、運営を行っている。
ショートショートガーデンで検索すると、サイトが出てきます。
田丸雅智さんの作品の他、色々な方の作品を読むことができたりと、とても楽しいサイトです!
まとめ




https://short-short.garden/S-uCSZsy
誰も考えつかないような面白い作品を世の中に出し、さらに自分の技術を出し惜しみなく色々な人に伝える活動もしている田丸雅智さん。
私のような小説を書いたことのない人でも、ショートショート講座のおかげで小説が書けるようになりました!
田丸雅智さんの活動で色んな人が才能を発揮し、その活動で笑顔になる人が増える。
そんな素敵な田丸雅智さんの作品や活躍がますます楽しみです!
これからも応援していきたいと思います。
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