声優やナレーション、講談師として多彩な活躍をしている一龍斎貞弥。
そんな彼女ですが、実はパロマ給湯器やカーナビの音声案内をしているなんてご存知でしたか?
きっと誰もが一回は聞いたことのある声です。
そんな声の持ち主、一龍斎貞弥について今回はまとめていきます。
これを読めば彼女の仕事のことはもちろん、プロフェッショナルな一面も知ることができますよ。
一龍斎貞弥のwiki

https://www.facebook.com/teiya1ryusai/
名前:一龍斎貞弥(いちりゅうさいていや)
旧名:原亜弥(はらあや)
誕生日:2月2日
出身地:大分県
出身大学:日本女子大学文学部
資格や免許:生田流琴・三絃師範、剛柔流空手二段
趣味:常磐津、英語
特技:読経
関連リンク
趣味にある「常磐津」は歌舞伎と一緒に発展した「浄瑠璃」の流れをくむ「語り物」です。ストーリーのある曲を節をつけ演奏するのですが、常磐津は歌うのではなく「語る」ものだと認識されています。
歌舞伎とはまた違う世界観を楽しめるもので「良い声とかきれいな音を楽しむだけのものではない」と常磐津都㐂蔵理事長は明かしています。
自身の声を使うものだけではなく、空手や琴にも精通しているなんて多彩な方なんですね。
一龍斎貞弥の気になる仕事とは?
「講談師」を行っている方ですが、声優さんやナレーターとして活動しています。
テレビアニメ
- キテレツ大百科(ピアノの先生、歯科医)
- ブラックジャック(空港アナウンス)
- 超時空要塞マクロスⅡ(沙織)
などに出演しています。
主役やキャラクター名のある役を演じていないので、あまり声優業をしていらっしゃらないようですね。
ナレーション
- どっちの料理ショー(ナレーション、レッドキチン「ドッチくん」の声)
- さんまのSUPERからくりTV
- 桂雀々の大判小判がじゃくじゃく(トゥエルピ)
などでナーレションしています。
音声案内を行っている方で、「お風呂が沸きました」と言うパロマ給湯器の音声2代目です。
パロマに抜擢された理由には「一番多く使われる夕方の時間帯だと思う。生活の音にまじりこんでしまわないような聞こえず聞こえなさすぎず、明るく喋っていただこうと」と話しています。
最新の機種では電気やガス、水道の料金案内もあるそうですね。
他にも日産自動車カーナビの声をあてている方なんです!
また、全日空(ANA)の予約案内センターの音声案内もしており、気づかないうちに一度は誰もが耳にしている声なのです。
「嵐にしやがれ」にも出演!
2019年3月2日に放送されたテレビ番組「嵐にしやがれ」の「声のプロフェッショナルSP!」に出演しています。
一龍斎貞弥の録音に立ち寄った人によれば、「同じ台詞を何度読んでも全く同じトーンで発声できる」と話していました。
何度読んでも同じトーンで発声できるなんて流石プロですね。
そして一龍斎貞弥は番組では自身が担当している日産自動車カーナビに声をあてた時の話をしていましたね。
カーナビに声をあてる際にカーナビの音声容量が少ないので、使える文言は使い回していると言っています。
例えば「まもなく 表参道を 右方向 です」というフレーズの場合だと
「まもなく」「表参道を」「右方向」「です」と分割して録音をしたとエピソードを明かしていましたね。
カーナビで録音するときにも工夫されているんですね。
これによって違う言葉を組み合わせて音声容量を少なくできているのです。
一龍斎貞弥・「講談師」の仕事とは?
彼女は講談師としての活動を行っています。
まず「講談」とは、日本の伝統芸能のひとつ。
講談師は小さな机の前に座って、張り扇で机を叩き調子を取りながら、軍記物や政談など歴史にちなんだ読み物を読み上げるものです。
なのでよく間違う方もいるのですが、落語とはまた違うものになります。
一龍斎貞弥の講談は観客も彼女の世界を愉しめる一体感を持っているそうです。
彼女が主催となって「勉強会」が開催されていますね。
また独演会も定期的に行われています。
彼女の講談についての活動はFace BookやTwitterで詳しく告知されているので興味のある方は見てみてください。
いかがでしたか。
今回は一龍斎貞弥についてまとめてみました。
ぜひご家庭にあるパロマ給湯器やカーナビ、ANAを利用した際には耳をすましてみてはいかがでしょうか。
コメント