「渡る世間は鬼ばかり」が代表作な女優・中田喜子。
女優人生は20年以上あり、さまざまなドラマや映画、舞台で活躍していますよね。
そんな彼女は「プレバト」で俳句女王と呼ばれているほど、俳句を詠むのが上手なことを知っていますか?
他にもDIYにも力を入れている方なんです!
そこで今回は女優の他にも多彩な活動をしている中田喜子について紹介しますよ。
中田喜子について

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中田喜子(なかだ よしこ)は1953年11月22日に産まれた女優です。
ドラマでは「渡る世間は鬼ばかり」の高橋文子役を演じたことでも有名ですよね。
大河ドラマでは「春日局」鷹司孝子役や「八代将軍吉宗」にて右衛門佐役を演じています。
他にも映画や舞台など数々の作品に出演した日本を代表する女優のひとりです。
バラエティ番組「プレバト!!」や「くりいむクイズ ミラクル9」にもよく出演していますので、あまりドラマや映画などを見ない人も知っている方は多いのではないでしょうか。
CMでは世田谷自然食品「グルコサミン」のCMでもお馴染みな方ですよね。
趣味はDIYで、特技は日本舞踊です。
のちほど趣味のDIYについてスポットを当てていきますね。
プレバトでの中田喜子の活躍について
中田喜子はプレバトの放送初期から不定期出演しています。
番組では5回の才能アリ!をもらい、女性初の特待生に昇格しました。
初めて昇格したときは嬉しすぎて涙を見せていたのが印象的でしたね。
彼女が詠む俳句は女性らしい綺麗な言葉遣いや豊かな描写力が特徴的です。
名人になってからは造語で季語を詠むなどの挑戦をしています。
言葉の詰め方や語順が甘いのが難点で夏井先生から添削されることがあるが、勉強量の多さを認められています。
ついに!番組内で女性初の俳句名人に昇格!
2019年2月7日に放送された「プレバト!!」俳句査定で、中田喜子が俳句名人に昇格しました。
これまで番組でもよく「女性初の名人になりたいんです」と話していましたが、俳句査定を3回受けて現状維持となっていました。
ついにこの放送時に、故郷を思う留学生を詠む俳句で名人昇格を果たしました。
このときは俳句の夏井先生から出されたお題が「梅と公衆電話」でした。
中田喜子の他に、「永世名人への道」に挑んでいる名人10段のFUJIWARA・藤本が特待生昇格試験のために登場しました。
この昇格試験で中田喜子が詠んだ俳句がこちらです。
梅東風や受話器の底に母国あり
この放送時に夏井先生が、
「確固たる意思を持って言葉を選んでいるのがよく分かる。
頭に季語を持ってきて、“や”で着て、中七、下五でワンフレーズ。王道の型をしっかり押さえましたね」
と俳句の型について大絶賛していました。
また、詠んだ内容についても
「受話器の底に私の誇らしい母国がある、
その母国から吹いてくる風が日本の梅を咲かせてくれるんだと言いたいと、読み手は確実にたどり着く。
私も中国からの留学生かもと読みました。思い通りのところに全部引っ張ってくる!
お見事です!」
と言っていました。
俳句1つからでもこんなに情景を思い浮かばせられる俳句の力がすごいですよね。
中田喜子が詠んだ俳句の世界観の広さにもすごさを感じます。
俳句名人の昇格したあとの実績
2019年5月に行われた昇格試験では
「とき」発車旅憂わしき花追風
と花と追風を組み合わせた季語を作り出し勝負に挑む中田喜子。
夏井先生は
「追風とは追い風のこと。
背中から吹く風、人生の追い風という意味以外にも、『源氏物語』の用例で花の香りをほのかに伝える風という意味もあることを知って、びっくりしました。
そこまで考えて造語したなら、努力を称えるしかない!」
と花追風について大絶賛していましたね。
見事この昇格試験で名人初段から2段に昇格を果たしました。
このあとも2度の書各試験を受け、現在は名人4段となっています。
現在は番組で「俳句女王」と紹介されていることが増えていますね。
しかし彼女は下からの突き上げもあり焦りもあると明かしています。
今後も中田喜子がどのような句を詠むのかが楽しみですね。
プロ並!?趣味のDIY!
中田喜子の趣味は20代から始めている「DIY」です。
プロ級の腕前を持ち、「元祖DIYの女王」とも呼ばれています。
DIYを始めたきっかけとなたのは、日曜大工が非常に盛んなドイツ人に影響を受けたためです。
壁のペイントやふすまの張替えや、椅子づくりやベッドのソファーのチェンジなど幅広いDIYを自身で行っています。
幕張メッセで3日間開催されている「DIYショー」にも自分で作成した作品を出品しています。
女優の仕事をしながらもDIYに打ち込んでいてすごいですよね。
DIYに関する著書「女優・中田喜子のDIY-手作り模様替え工房」を2012年に出版しています。




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また、自身のブログでもたびたびDIYに関する記事を書いていますので興味のある方は見てみてはいかがでしょうか。
今回は中田喜子についてまとめてみました。
女優ながらにして「俳句女王」の名を持っていたり、DIYを本格的に行っている彼女のすごさには驚かされますね。
これからもプレバトでどのような句を詠むのか楽しみです。
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