ペナルティーのワッキーが中咽頭がんであることを,、所属事務所である吉本興業が発表し、またワッキー自身もSNSを通してコメントを発表しました。
いつもすごく元気なイメージな方なので、驚かれた方も多かったのではないでしょうか。
中咽頭がんはあまり聞き慣れない病気ですが、私たちの身近にある病気です。
どこにあるがんなのか、どういった症状があるのか、など、気になる点を調べてみました。
今回はあまり聞き慣れない中咽頭がんについて、まとめていきたいと思います。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12265-686257/
吉本興業が一時休養を発表
吉本興業によると、ワッキーは4月に首にしこりのようなものを感じ、都内の病院で検査を繰り返したと発表されました。
その結果、中咽頭がんのステージ1が発見されたということです。
病院で相談した結果、手術は行わずに、放射線治療を行っていくそうです。
入院期間は7月下旬までの予定で、8月末までは休養すると発表されました。
ワッキーがコメントを発表
ワッキー自身は、自身のSNSを更新し、そこでコメントを発表しました。
「世間様が大変な時期に自分のことですみません。
先月、自分ののどにがんが見つかり、中咽頭がんのステージ1と先生から伝えられました。
治療のため約2カ月入院することになりました。
またみなさまの前に元気な姿をお見せできるよう全力で頑張ってきます。」
と、前向きなコメントを発表しました。
では、次からは病気についてみていきたいと思います。
中咽頭とは
そもそも中咽頭はどこにあるのでしょうか?
のどにあるのであろう…ということはわかりますが、詳しい場所まではわかりにくいですよ
ね。
まずは中咽頭の場所から説明していきます。




https://ganjoho.jp/public/cancer/mesopharynx/index.html
中咽頭とは、上の画像にもあるように、鼻の奥から食道にかけて繋がっている部分になり、咽頭と呼ばれる部分の真ん中部分が「中咽頭」にあたります。
ワッキーはこの部分にがんが見つかったことになります。
中咽頭がんとは
中咽頭がんとは、中咽頭にできたがんのことで、この咽頭部分にはたくさんのリンパが集まっているため、リンパ節転移が起きやすいがんとも言えます。
症状として、初期の段階ではあまり症状が現れないこともあります。
代表的な症状としては
- のどに違和感を覚える
- のどが染みる
- しこり
- 耳の違和感
- のどが開けにくい
- 舌が動かしにくい
といったような症状になります。
またがんが進行すると
- 食べ物が飲み込みにくい
- 喋りずらい
- のどからの出血
- 呼吸がしずらい
といったように症状も進行していきます。
少しでも違和感を感じたら、医療機関へ行き、受診するように心掛けていくことで、早期発見・早期治療が行えます。
どのような人がなりやすいがんなのか




https://medley.life/news/5591450970bc218e01e77f18/
中咽頭がんになりやすい人はいるのでしょうか。
中咽頭がんの原因は、飲酒と喫煙が大きな原因と考えられています。
食道につながっていく部分なので、飲酒や喫煙の影響がとても受けやすいところになるからですね。
飲酒量が多い人、喫煙歴の長い人は特に注意が必要になります。
またヒトパピローマウイルスが関与していることもわかってきています。
このヒトパピローマウイルスというのは、人から人へ感染するウイルスで、皮膚や粘膜から感染していきます。
少し前に子宮頸がんを発症するウイルスとして話題にもなったので、聞き覚えのある方も多いかもしれません。
のども粘膜なので、そこから感染するということになります。
感染したからといって、必ずがんになるというわけではなく、感染した状態が長く続くと、病気になってしまうという仕組みです。
予防方法はあるのか
中咽頭がんにならないためには、どうすればいいのでしょうか。次はその予防方法について見てみましょう。
まず予防の第一として、原因と考えられている過度な飲酒と喫煙を控えることです。
飲酒はほどほどにし、休肝日も作り適度に楽しむようにしましょう。
また他の病気にも言えることですが、
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- 体型に維持
- 感染予防に努める
など、規則正しい生活を行うことが、中咽頭がんの予防になります。
中咽頭は空気に触れる場所でもあり、食べ物に触れる場所でもあるので、気を使っていくことが大事になりますね。
これらの予防方法は、どれも難しいことではなく、今から実践できることなので、少しずつ普段の生活に取り入れていくようにしましょう。
まとめ
中咽頭がんはあまり聞き慣れないがんかもしれませんが、すごく身近ながんだといえます。
自覚症状もわかりにくく、リンパ節に転移もしやすいため、自分の体に意識を働かせ、違和感を感じたらすぐに医療機関を受診しましょう。
中咽頭がんは検診を行う機会もあまりないと思われますので、自ら進んで受診することが大切です。
ワッキーは幸いなことにステージ1という段階で発見することができました。
これも早い段階で医療機関を受診したおかげです。
これから放射線治療が始まり、大変な入院生活が始まるとは思いますが、またテレビで元気な姿が見れることを楽しみに応援していきたいですね。
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